薄利多売 人件費削減 人員不足 劣悪環境 体力限界

こんにちは。ぽんたろうです。

今日はですね、休配日にて、本が来ない日でした。

書店員にとってこれほど幸せなことはありません。

が、しかし!

本が来ない日だからこそやらないといけない仕事もありまして、

雑誌の返品なんですけど、これがですね、雑誌や書籍系雑誌などには返品期限がありまして、その期間を過ぎると不能品扱いで返品しても本屋に戻されてしまいます。仮に1000円の雑誌が不能品になったとします。こうなっていしまうと返品できれば1000円丸まる返金されるのですが(返品手数料が発生するのでいくらかはマイナス)不能品は売れるまで在庫になってしまいます。本屋はシステム上売れて初めて利益になります。売れないとマイナスのままです。これが旬を過ぎると全く売れなくなるのでその前に大体返品してお金に換えます。そのリストを出して毎週チェックするのですが、なかなか見当たらない。

もうみんなで手分けして探してやっと見つかる、見つからないなんて日常茶飯事で、やっと終わってその後は雑誌の棚の手直し、エアコンの掃除やらしてひと段落、その後はコミックの手直し、ホコリ取りです。本屋って紙を扱っているせいか、すぐホコリがつくんですよね本に。

そうじをしつつ本の整頓をしたり補充をしたりレジしたり客中を受けたりわちゃわちゃします。

そしてコミックの返品。

もちろんコミックも売れなくなってしまった商品はどんどん返します。

しかし!コミックってホント魔物なんですよね。一年売れてなくても平気で返した直後に全巻ありますか??って、、

なんだろう、逆に勘がいいというか、結構頻発しちゃうんですよねこれが。。。

しかも古い本だと取り寄せにも時間がかかり、大体のお客様はじゃあいいです。

そりゃそうだよね、、アマゾンあるもんね、、

これって本屋の言われると辛いランキング1位なんじゃないですかね。「じゃあ、いいです」

泣けてくる、、

あとは限定品なんかも全額前金予約じゃないと取り寄せないし、岩波さんの本も返品できないから前金だし、他にもカレンダーやらバックナンバーの雑誌やらも前金なんですが、いずれも苦情の原因になるので慎重にやっていかないといけないのですが、いかんせん経費削減の影響で人員不足からの問い合わせ多数。ミスが出る、前金もらいましたのメモ忘れる、別の店員が入金確認する、お客様お怒り、、

もう数えきれないほど味わったです、、辛

本当に申し訳ないです。

それでも来店して本を購入してくださるお客様には本当に感謝です。

ありがとうございます!

しかしこれからどんどんネット販売が普及して本屋が淘汰されるその日が来る時までこの身を削って働きたいと思いますのでどうかみなさま、ご協力をよろしくお願いします!